運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

本当は周り見えていないだろ

 「周りを見る」とか「顔を上げる」とか「首を振る」とか言いますね。

 周りを見てからパスするとか、周りを見てルートを決めてドリブルするとか。

 

 たー君も↓の過去記事の通り周りを見る練習に取り組みます。

footballhajimel.hatenablog.com

 

 私との自主練習では、「周りも見ろ」、「ボールも見ろ」と両方見て周りをチラチラ見る練習をするのですが、本当に見えてんのかなー?と思います。

 

 結局、たー君の目で見た視野って本人しか分からないわけです。

 

 「(周り)見えてるか?見てるのか?」と聞けば、

 「見えてるよ。見てるよ」と返ってきます。

 

 けど、私が思っているほど周りが見えていないことを見抜きました。

 

 目が動いていないんです。

 

 顔を上げても、首を振っていても視線が動いていないんです。

 

 街中で首を振ったりしている人を見ても、あの人何か気にしているなー程度しか思わないです。

 「あの人キョロキョロ見てるなー」と思う人は、目が動いています。

 

 私の場合は、ボールを見ながら目を動かして正面を見たり、前を向きながら目を動かして横を見ることを「視野をとる」と言って練習するので、目を動かしていないと周りを見ていないのです。

 

 この視野をとる練習では、8の字ドリブルを基本でやります。

 

 8の字ドリブルのターンで体の向きと顔の向きが変わるのですが、この時に進行方向とその逆側に目が動いているか。

 ターン終わって逆側のマーカーに直進している時に正面とその右、左と目が動いているかを視線を見てチェックしています。

 顔が上がっていても、目が動いていなければ、広い視野では見えていないので、「目を動かせー」と言って、とにかく目を動かす、視線をはっきりさせて、直接視ることを意識させて練習をやります。

 直接視る場所を多くして間接視野で広い範囲の情報をつなげる視野のとりかたです。

 

 チーム練習でできないと絶対に身につかないので、練習前日には目を動かす練習をして意識付けをしています。

 

 もう少し言うと、スピードダウンして目を動かして、加速して目を動かしてとプレーの緩急に合わせて見える広さ、距離を変えるんだよと練習をします。

footballhajimel.hatenablog.com