運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

親身なコーチ

 スクールに行ってたー君はプレーヤーとして成長したし、伸びました。

 これは、強度の高い中でオープンスキルをトレーニングするスクールを選んだことが原因だと考えます。

 しかし、強度が高い中、厳しいトレーニングを積んで鍛えられるだけではサッカーに嫌気がさすと思います。私だったらそうです。

 

 サッカー選手として伸びるスクールを選ぶ決め手は、

 

 「コーチが親身であること」

 

 これに尽きます。

 

 親身なコーチとはどういうことを言うのか。

 それはコーチングスキルがどうなのかということですが、

 これは、

 

 個人の失敗(問題)は、サッカーでは誰にでも起きることが前提。

 指導は提案型で、正解はプレーヤーが選択する。(逆に正解がない)

 失敗からポジティブな学びを生める。

 

 GOSスクールで言うと、トレーニング中に判断の間違い、選択の間違いが続けば全員のトレーニングを止めて、コーチから改善点のアドバイスが個人にあります。

 

 「問題が起きている今の状況はこうなっている」(状況説明)

 「多分、君はこういうこと(プレー)を考えていたと思う」(指摘)

 「しかし、状況を打開できなかった」(問題点)

 「状況を打開するには、こういう改善策があるんじゃないか」(提案)

 

 と、個人のプレーや判断の失敗から始まるのではなくて、状況説明から始まります。

 問題は誰にでも起きえることとして、コーチングが始まります。

 その次に個人のプレーや判断の問題を指摘して、状況を打開するヒントの提案がコーチからあります。

 

 脳と動スクールも親身なコーチでした。GOSスクールでもコーチングの共通点として、打開策、改善策のヒントになる提案を複数してくれます。

 ある意味答えを教えてくれています。

 

 「状況打開する方法としてAパターン、Bパターン。Cパターンもある。さあ、やってみよう。」

 

 サッカーしていれば誰にでも失敗や問題が起きる。答えはいくつもある。打開できる答えは個人それぞれの選択(個人の選択を尊重)という流れでトレーニング再開となります。

 

 スクールに行って、1対1で詰まった状況を打開できるネイマールがやっているフェイントを教えてもらえたということはありません。

 

 問題が起きる状況、成功する状況を全員(グループ)で共有して学べます。

 サッカーは個であり、グループであり、チームでオープンスキルをどう使うかということを学んでいます。

 実際にチームでのプレーの成長にスクールでの学びが反映されていると感じます。

 

 こういったコーチングを繰り返し受けているうちに、たー君は最近、失敗しても成功するための選択肢を増やすきっかけになるという思考になってきています。

 

 私も「GOSスクールではどんどんボールを触って失敗して来い」と言っています。

 

 「ボールを触らなければ失敗もないし、失敗例としてコーチに指導受けられれば、新しいプレー選択を学べる大チャンスでしかないぞ。チャレンジして失敗すれば得だよ。」

 

 指導者の正しさを押しつけるコーチングではこんな考えになりません。

 

 なぜそのプレーをしたのか、正解は何なのか選手(ジュニアの)自身に考えさせるというコーチングもよく聞きますが、考えて言葉にできる、行動に移せる小学生って少ないと思います。これ、たー君は上手にできません。

 

 スクール生全員に個々の成長のきっかけを作れるコーチングができるのが、親身なコーチかなと思います。