運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

スクールで得たこと(保護者目線)

 たー君の小学5年生のサッカー1年間を振り返ると、初めてスクールに通うという大変革がありました。

 

 実際にスクールに行かせて得たこと、分かったこと保護者目線の記事です。

 たー君のスクール記事は「スクール」のカテゴリにまとめてありますので、そちらもご覧ください。

 

 たー君の場合、小5の7月から初めてスクールに行き始めて、1つめのスクールに4ヵ月通って退会、11月には2つめのスクールに移籍するという短期間で2つのスクールで習いました。

 

 スクールに行く目的はサッカーが上手になることですが、

  • コンセプト(主に何を習得するのか)
  • コーチ(コーチング。サッカーの解釈の習得)
  • スクール生(強度アップ+α)

 この3点が上達度に影響を与えるのかなと思います。

 

1つめのコンセプト

 そのスクールに通って、具体的に習えることです。コンセプトはひとつしかありません。

 たー君は2つのスクールに通って、2つのコンセプト(コーディネーション)と(オープンスキル)を習うことができました。

 

2つめのコーチ

 (コーディネーション)を習ったスクールでは主に2人のコーチ(コーチング)を受けたので、体の動かし方だけでなくて(脳の反応と判断)と(周辺観察)の2つも身につけられたと思います。

 

 (オープンスキル)のスクールでは主に3~4人のコーチ(コーチング)を受けたので、ゴールから逆算した(状況に応じたワンタッチコントロール)、(オフの動き)、(対人観察)、(ドリブルとパスのゴール向きに方向付けていくテクニック)などが身につけられて、試合中のプレーは、攻撃面でまるで別人のような変化を見せています。

 

 同じ練習テーマで、コンセプトの習得を目指していても、全てのコーチが同じコーチングではありません。

 コーチの数だけコーチングがあるので、ひとつの局面に対していくつものプレーの解釈が習得できます。

 これでプレーのワンパターン化を防げています。

 判断に答えはないし、サッカーに正解はない中で、チームでの試合中のプレーを見ているとボールを持った時の解釈が格段に増えていると感じます。

 

3つめのスクール生の強度

 スクールの最後10分程度ってゲームで締めると思います。1つめのスクールの締めのゲームでたー君が無双し始めた時、試合よりも簡単そうにプレーする様子を見て強度が合ってないからスクール移籍時だなと思いました。

 

 スクール移籍後は、普段の試合以上の強度にさらされてたー君のへたれてる姿を見るのですが、その時期を乗り越えて変貌した姿を見せてくれています。

 

 2つめのスクールでは、1学年上の強度がとにかく高かったのですが、同学年のスクール生7人程度全員のスピード(技術、コーディネーション、判断)と強度も高くて手強い相手ばかりなので、上達につながっていると実感しています。

 同学年のスクール生の数と強度の高さはスクールでの成長の鍵です。

 同学年の競い合う相手が手強いほど+αの成長ができます。たー君が手強い相手に引っ張られて、自分の体で覚えている直感的なプレーの選択のスピードが上がっています。

 

 同学年のスクール生の強度が高いので、1学年上が抜けても、今年も引き続き普段の試合以上の強度の高い中でトレーニングできています。

 同じチームの仲間とは違って、あいさつ程度のおしゃべりはしても馴れ合いのない、週末は敵同士になる同学年の存在だからこそ、スクールでより対人勝負勘を養えて、直感を磨けることが期待できます。