運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

オリンピックのメダルラッシュに思う

 オリンピックやっていますね。

 

 国立競技場にあるオリンピックの五輪のモニュメントを見に行くぐらい子供達を連れていきたいなぁと思いつつ、新型コロナの感染者数と人の多さを気にして、やっぱり「連れていけないなぁ」と考え直す日々です。すぐそばでやっているのになんだかもどかしいオリンピック。

 

 オリンピック見ているとメダリストはやっぱりまぶしいですね。

 その中でも男女スケボーの金メダルが一際まぶしく見えました。

 

 夢中になって没頭した結果、世界の頂点に立っていたそのままですね。

 

 親ができる唯一のことは、子供に夢を持たせることなのかなと思いました。

 それがうまく当たれば、世界一までかけあがっていくかもしれないし。

 親だけ大きい夢を持って、子供が調子を合わせている場合は、ああはならないよなぁと見ていて思いました。

 

 オリンピック開幕前からずっと気になっていた競技はサーフィンです。

 千葉の一宮で波が立つのか、サイズが上がるのか、気象のコンディションが整うのか、ちゃんと五輪競技として成立するのかなぁと気になっていたところでの、台風発生と外房東方沖への接近。

 何かが起こりそうな予感がして、普通だったら遊泳禁止でサーフィンで言うところのクローズの状況で、五十嵐選手の銀メダルと都筑選手の銅メダルの結果をインターネットで知った時はなんだか感動しましたね。

 

 そして、その晩テレビでライディングを見て、ブラジル選手との世界最高峰のトップアスリート同士が自然の脅威に心技体でぶつかっていく様子を見て息を呑みました。

 五十嵐選手の試合後インタビューを見て感動。小さな頃にサーフィンを始めて、世界トップ選手になるまでに温かく見守ってくれる大人たちの中で成長したんだろうなと思いました。

 女子の都筑選手も勇敢なライディングで「日本の台風の波は慣れているのでうまくやれました」と育った日本の自然への感謝とか敬意とかを感じました。

 

 ママもスケボーとサーフィンの選手達の活躍をすごく楽しんで見ていて、

 「大らかに育ってきて、自分の世界がしっかりある感じがして、素敵!」

 とコメントしていました。

 

 私自身もそうだけど、子供に目標を持たせること、目標達成のプロセスを大事にすることを経験して欲しいと思いながら、実際は、合理的に結果を出させるために、親(大人)が子供の世界で大人のやり方(勝ち方)で先回りで導いてしまっているなと猛省しました。子供達3人いますが、自分のやりたいようにできないで小さくまとまってしまいそうな気がしました。

 

 夢を持つこと、夢中になること。子供自身が見つけて、自由に大きな動きができるように、親ができることはじっと見守るだけが良いんだろうなと思いました。どれだけ高いところまで駆け上がっていくか、こればっかりは子供次第。

 「英才教育」というものと、大人が手出し、口出しして、大人のやり方の範疇で子供の世界で先行していくようなことはなんだか違うよなと。

 

 五輪新競技のスケボーとサーフィンのアスリートが見せてくれた爽やかで新鮮な輝きが、私の中の古くさい概念に囚われた視点を少し変えてくれた気がしました。