先週の話で、有名だと思いますが、熊本県にある高校のサッカー部で選手(生徒)を蹴る殴るした動画がネットに出回りました。
この動画はニュース(報道)で私も見ました。
30代コーチが暴行をしたのですが、このコーチも結果を出すために、成長するためには、暴力の支配が正しいという指導と育成にいたんだなと思いました。
殴られれば殴られるほど、良い選手になる、試合で勝てると信じてるのでしょう。
ニュースにもなって、警察も聴取に行くような事態になって、数日後に選手達が、
「自分達が悪いんです。謝罪します」
という動画も流れたそうです。
これ、暴力の支配の象徴ですね。
私はこのネットニュースを見た時に、サッカーを使って大人の利益のために「サ畜」を育てている。フットボールを壊していると嫌悪感が湧きました。
社会人には社畜という表現がありますが、この高校の指導スタッフ陣は選手達が愛するサッカーを自分達の利益コントロールを管理するために使って「サ畜」にしています。
学校経営陣の生徒に対する認識も利益を出すための資源としか思ってない。そういう体制が透けて見えてきます。
目標は全国制覇!
高校サッカーが多くのサッカー選手の受け皿になっている、全国制覇を目指して厳しいトレーニング、指導を通じて切磋琢磨することがユース年代のボトムアップにつながって、日本代表の強化、ワールドカップで勝ち上がることにもつながる。
フットボールを壊すことを止めない日本のサッカー指導者。
永遠に家を建てるようなフットボールはできない。
いい加減大昔から続く夢を食い物のようにする体制、サ畜の連鎖を今すぐ止めないといけない。
今回の件、大人の責任に間違いない。
選手(生徒)を「サ畜」だと見ているような態度、姿勢が見られるような高校が1校でもあるなら、それこそ高体連が参加するユース年代の全国大会全部なくせばいい。