ジュニアとジュニアユースの違いって8人でサッカーやるか、11人でサッカーやるかってのが一目瞭然であります。
サッカーとは言え、似て非なるものかな。
中学生になって味覚が大人びて、中辛のカレーを食べて、美味しく感じて、辛口も辛いけど、美味しいと感じるようになってから、小学生の時に食べていた大好きな甘口カレーを食べると、
「これカレーじゃない」「味うっすい」。似て非なるものです。今回はそんな内容。
ジュニアユースに進んでふと気づいたことがあります。
ジュニアの選手たちがサッカーをイメージする時、日頃8人でサッカーやっているから、頭の中では、味方は自分以外に7人、相手8人までのイメージしかできないのが限界。それがジュニアサッカーだから。
11対11でやっているヨーロッパのサッカーをいくら見ていても、自身の日常が8対8だから仕方がない。
小1からサッカーだけやっていれば、6年間そのイメージを持ち続ける。
こびりついた8人サッカーのイメージで11人のサッカーやると3人どころか両チーム合わせて6人多いよ。同じピッチに3チームいて、ひとつのボール、ふたつのゴールで試合するようなイメージにならないかなと。
日本で8人のサッカーをしながら、8人でやるサッカーで上手くプレーするためにジュニア時代にサッカーに長い時間費やしながら、11人対11人のヨーロッパのリーグ戦でプレーすることを夢見ている。
何か遠回りしているような違和感。
今、ジュニアユースからユースを見上げても11人のサッカーなので、やること同じです。次のステップのイメージしやすい。
逆にジュニアの8人制サッカーを見ると別物な感じがします。
ジュニアの視点からジュニアユース以降のサッカーを見て共通項を探すと無限に探せますけど、ジュニアユースになってからジュニアのサッカーを思い返すと共通項って何?ってくらい似て非なるものな感覚になります。
小6の秋以降から11人の試合が始まって、ジュニアユースにもすんなり入っていけているたー君の様子を見ていると、
ジュニアの時の鳴かず飛ばずから、ジュニアユースでの逆転現象があるのか無いのか分かりませんが、8人と11人の違いへの適応と、ジュニアユース以降のサッカーの適性を高めていけるのかがひとつのポイントかなと感じています。