運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

中2のフィジカル問題

 中2の夏の時点で力を発揮していると思える選手は、フィジカルが伴っているなと思います。

 身長、体重だけでなくて、体の成長に伴って足の速さ、高さ、強さ、持久力、耐久力が成長していて、運動強度に耐えうる中でボールが止めて蹴れるかがサッカーを作れるかに関係してくると思います。

 たー君は体格面で対応できているし、もともと体をぶつける強さはあります。けど、ジュニアの頃は足が遅い、鈍くさいというサッカーやるうえでのスピードが足りないという致命的な弱点がありました。

 成長期とともに、スプリントは普通の速さになったと思いますが、相手に寄せる時の瞬発力が速くなったと感じます。

 柔軟体操の効果もあってか、走って止まって跳ねてのどの場面でもしなやかだし、瞬発力が上がっていて、ボールを相手よりも先に触れることが強みだと思います。

 そして、相手より先にボールを触った後のコントロール&パスに意図が見えるのも成長した点です。

 ジュニアの頃はトラップが大事、その次に大事なのが蹴れることとボールの運び方として自主練習を繰り返し、その良さが試合で見えるだけで、動きとしては物足りない選手でした。

 今は中盤、FW に攻めていく場所を決めるような意図を渡すようにボールつなぎをしているように見えます。ジュニアの頃は足の長さを持て余していましたが、今はさらに足が伸びましたが、懐の深さをボールコントロールする余裕に使えています。

 それと夏休み前に、センターバックとは言ってもボランチのようにさばけるように練習から取り組みなと言いましたが、たー君なりに何か考えながらサッカーしていたのかなと思います。

 

 たー君はジュニアの頃、B チームでした。前回の記事で決勝点をあげた選手も元B チーム。小さくてもよく走る選手でしたが、最近、背がグンと伸びて長い距離を何度もスプリントする持久力を見せています。あの決勝点も繰り返したアップダウンからもぎ取ったようなゴールでした。

 DF 陣で一番力がある選手も元B チームです。ジュニアの頃から背が高かったですが、支えきれないという感じで、簡単にふりきられていましたが、今は180cm近くあっても地に足がついて、スピードも強さもあります。

 

 ジュニアの頃は大きくて、速い子はそれに頼って、サッカー選手の成長につながらない説がありますが、ジュニアユースからユースを見た時に運動能力でも、体格でも一定水準ほしいよなと思います。

 最近、たー君に、たくさんご飯を食べなさいと言っています。なぜなら、1年後、中3になれば速くて強くて巧い180cm の相手FW を1試合抑え続けないとクラブユースに出られないんだぞ!っていうのが現実だからです。