前回の記事で6年生の頃に街クラブ単独チームとして出たトレセン大会の話を少し書きました。
ジュニア時代B チームだった3人ユニットがジュニアユースでA スタメンで出るきっかけとなった大会でもあるので、思い出しながら書いておきたいと思います。
この大会は11人制で50チームぐらいが出場。どっかの市トレセンとか区トレセンとかがたくさん出る大会です。
たー君たちのチームはB チームが大会に出て、A チームは出ていません。全少予選はA チームのみだったので、この大会でB チームにジュニアユースに向けてのそこそこの試合経験を積ませてバランスをとったのかなと思います。
予選リーグは3チームで、1位、2位、3位を決めます。どっかの市トレ2チームと同じリーグになりましたが、0-0の引き分けと1-0で勝ちで得失点でリーグ2位で、翌日の2位トーナメントに進みました。
市トレセンなんで2チームとも自信ある子が多いのかウェイウェイ言う子が多くて、コーチ達もウェイウェイ言ってたなと。
たー君がDF で対応する場面では、相手トレセンFW がジュニアで見映えの良い細かいタッチとかステップを見せるんだけど、たー君に足を伸ばされたり、体をぶつけられたりしてボールを奪われる。スピードで抜こうとすれば、ボールと体が離れたところをたー君に体を入れられてターンされて攻守が一瞬で逆転。その他所々でノールックとかプレーキャンセルとか「おれトレセンです」的な上手そうなプレーはするんだけど、抑えるのは難しくない試合でした。
逆にたー君はスクールに通ってた頃だったので、運び始めで逆つく始動だったり、味方のポジショニングをだましに使う縦パスだとかを入れて打開ができていました。
それを見てママが、
「対戦相手は選抜チームなんでしょ。たー君ごときにやられちゃってるけど、どういうこと?」
と言ってたのを覚えています。
その不思議と思う感覚は分からんでもないなと思いました。
ジュニアのトレセンはいろいろなので、まあ、いろいろだなと思いました。
近隣の街クラブの方が簡単にはいかないチームに囲まれてるし、ジュニアの頃通っていたスクールに集まる選手の方が強度は圧倒的に上なので、どっかのトレセンの選手でも、たー君がうまく対応できていたのを覚えています。
翌日の2位トーナメントでもトレセンに勝って、次の試合で聞いたことある街クラブに大差で負けました。
この大会通じてたー君含めた守備の3人ユニットに対して、コーチレポートで「点を取られる気がしなかった」と言及がありました。
あれから1年経って、3人組のうちたー君は怪我の療養中です。それでも残り2人が守備で奮闘していて、たくましくもなって、その様子を見ると感慨深くなります。