8人制サッカーでフォーメーションを組む時に、3-3-1とか3ラインじゃなくて、4-3の2ラインが良いと書きました。
footballhajimel.hatenablog.com
これに関して、2ラインに至った安直な考えのポイントは2点あります。
①11人制で退場者を1人出した時のフォーメーションでどこを削るのか。
②ピッチを18分割した18ゾーン
①11人制で退場者を1人出した時のフォーメーションでどこを削るのか。
サッカーのことを書くのに11人制と表現することに違和感がありますが、11人制で退場者1人出た時にどこを削るのか。
4-4-2だったら2トップを1人削って4-4-1だろうな。4-2-3-1だったらワントップを削りますね。
4バックを削ることってしないですね。退場者2人出せば、4-4-2も4-2-3-1も4-3-1に見える4-4の2ラインでFWを0にすると思います。
8人制でも守備の安定感を考えると4バックにしたいです。
DF4人で自陣ペナルティエリア前のゾーンを抑えたいです。
失点しないことを第一に考えて、無理やりでも4バック。DF4人-MF3人の2ラインで自陣のゾーンにブロックを作りたいです。
なので、4-3の2ラインで守備のゾーン分担を意識させたいです。ゾーンの話は次に触れます。
②ピッチを18分割した18ゾーンで考える
ピッチに縦2本、ハーフラインを挟んで横4本に等分して線を引くと横3等分(右、中央、左)×縦6等分で18のゾーンに分割できます。18ゾーンと言われるやつですね。
4バックの場合、この中央をセンターバック2人で守って、両サイドバックが右と左のゾーンをそれぞれ担当すると、横3列(右、中央、左)のゾーンに必ず守備者がいるので敵が侵入するゾーンのスペースを埋められます。
この横3列のゾーンに対して3ラインで2-4-1だとDF2人なので、1つのゾーンが余ります。スペースができます。守備の際にスペースを埋めきれない。つまり、DFが2人では心細いです。
中央のゾーンに2人、右、左に各1人いると守備ゾーンでの安定感がありそうです。
攻撃はビルドアップはサイドバックに散らしながら横3列を広く使って相手の守備ブロックの中央に隙間を作りたいです。
サイドアタックはサイドバックのオーバーラップを絡めながら前の3人とサイドのゾーンに2人入りながら攻略したいです。
8人制の基本フォーメーションはDFが3人とか2人なので、サイドのゾーンに2人入られるとサイドから中央にかけて数的不利の玉突きが起きて対応も嫌になると想像します。これは、ここまで書いてきたことの逆を突くということです。
まとめ 8人制ってサッカーIQが高くないといけないのではないか。
7人3ラインのフォーメーションだと空いているゾーンに攻撃の時も守備の時も人が動かないといけません。
これをスムーズに行うとなると選手がサッカー的な意思統一がされていないとバラバラな動きになりますね。守備の時はギャップが生まれまくり状態です。攻撃の時は孤立しそうです。
2ラインにすると、18ゾーンの中で、右、中央、左の横3列のゾーンに守備担当4人、攻撃担当3人、両サイドも中央も担当がはっきりしてきます。
役割分担がはっきりすれば、昨日、今日サッカー始めた子供も自分が何をするのかが簡単に分かるのではないでしょうか。
ここまで2ラインが良いと書いてきましたが、3ラインにするなら、私は、DFから1-3-3の3ラインが良いと思います。
DFの1はスイーパーです。この1は守備意識の象徴です。次にMFの3でなくてDFが3人で、スイーパー含めてDF4人ですよと。そして、前線3人というフォーメーションです。
4ラインにすれば1-3-2-1とか、1-3-1-2とかですね。
4-3の2ラインですけど、細かく役割分担すると3ライン、4ラインになりました。