運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

スクールの効果(3か月目)

 脳と動スクールに通い始めてから3ヶ月が経ちました。

 

 このスクールでは、

 脳の反応と体の動きを連動するコーディネーション

 認知を複数探す、見つける情報収集

 認知したことの情報処理のスピードを高める

 これらをサッカーに落とし込むためにドリブルを便利に使うことをトレーニングしています。

 

 能と動スクールのドリブルクラスのテーマは、「自由自在」。

 

 「自由自在にドリブルできるようになるために、自由自在に体を動かせるようになる」ことを目指しています。

 

 たー君のドリブルですが、ドリブルで抜いていく、ボールキープしてもとられないようになってきました。

 ドリブルに一瞬のキレは相変わらずなくて、モタモタしながらヌルヌルドリブルしています。  

 相手を抜く時、かわす時はスルンという感じです。

 

 以前もかきましたが、このスクールでは、ドリブルを探す、つなぐ、時間をつくる、突破するの4つに分けていて、今回は突破するドリブルについて書きます。

 

 ドリブルで突破するって何でしょうか?

 

 1対1の場面でなんとかターンで相手を抜く、3人に囲まれてもかんとかチョップで全員抜き去ることでしょうか。

 

 脳と動スクールでは、

 ・ドリブルでハーフラインを突破して、相手陣内に侵入する

 ・DFラインを突破して守備ブロックの背後に侵入する

 ・ペナルティエリアのラインを突破して、相手ゴール前に侵入する

 

 このようにドリブルで突破するのは、人でなくて3つのラインだと言います。

 ドリブルクラスですが、何人抜くとか全く目的にしていません。なんとかルーレットとか、かんとかターンを教えてくれることもありません。

 

 ドリブルで3つのラインの突破を試みて、相手陣内の危険なゾーンに侵入する。→DFに「まずい。危険だ」と思わせる。

 

 「危険だと思わせて」相手の守備意識と守備動作を動かす。逆をつくきっかけづくり。→有効なフェイントの選択につなげる。

 

 DFが「危険だ」と思って動いた時にストップ、切り返し、急発進できる体の動きとドリブルが自由自在にできること。

 

 としていて、ドリブルで3つのライン突破ができると有利な攻撃につながるとサッカーをトレーニングを通して教えてくれます。

 

 試合でもたつきながらもボールがとられない理由はここにあると思っています。

 

 少年サッカーでほとんどの子供はドリブル1対1の場面で、「抜かせない」、「抜いてやる」という思考でサッカーしていると思います。

 コーチも保護者もそういう思考がほとんどだと思います。

 たー君は、ドリブルで相手と相対しません。1対1をしません。ラインを超えるためにドリブルをします。

 

 たー君のプレーを見ていると、「ボールをとってやる」と寄せてくる相手と、ドリブルの思考、目的が違うように見えます。なので、逆をとるというよりも、相手DFが拍子抜けしてスルンと抜けているのかもしれません。

 

 ドリブルにラインを突破するというしっかりとした目的があるので、ドリブルが不要な場面、エリアでは全くしないです。

 そういった思考の切り替えのメリハリも良いなと思います。