運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

初ゴールの価値

 たー君がジョカトレFCに加入してから初ゴールを決めました。公式戦で決めたので驚きでした。

 

 得点した日の試合は観にいってません。

 家に帰ってくるなり、

 たー君が明るい顔で、

 「今日、逆転負けしたよ!おれ、点取った!」

 私はその一声を明るく元気に言うものだから、どう受け取ればいいのか困惑して、

 「逆転負け?途中まで勝ってたなら惜しかったな」と返すと、

 「間違った!逆転ゴール決めて勝ったよ!」

 そりゃ明るく元気に言うね。

 ゴール前で、オフサイド気をつけながら、パスが来るのを待ってたら、ボールが来たからシュートして決めたそうです。

 

 試合に少しでも出れるようになってきたことも良かったし、何かしら考えてピッチに立ってるんだなと思いました。

 

 この公式戦は大きな大会で、過去記事でも書きましたが、予選リーグでジョカトレBFCは既に二敗しているので、今回勝って一勝二敗。

 試合には3-2で勝って、たー君は3点目を決めたので決勝点です。

 今回、一勝したことで、他力本願だけど、次のラウンドに進める可能性があること、前に進むための勝点3を取った価値を簡単に話をしました。

 

 今回決めたゴールは本人にとって自信になったと思います。

 ピッチの中でどこにいればいいのか。何を予測するのか。そこで自分にも成功できることがあるんだと、道標をひとつ持てたと思います。

 そして、Bチームであるがゆえ練習試合でも公式戦でも対戦相手はAチームばかりで負けることが多く、たー君も試合の日は暗い顔をしますが、今回の勝利で少し前向きになってくれたら、いろいろと価値のあるゴールだったなと思います。

 

 観にいく時間はあったのですが、今回観に行かなくて良かったと思います。

 観に行ってたら得点はなかったかもしれない。

 ひとつずつ自信をつけて、確信に変わってピッチで走る方向に戸惑いがなくなってきたようだったら、またママと観に行きたいなと思います。