土曜日、日曜日は、たー君はサッカーでいないので、ぴょん子とじゃす子の女の子2人と遊べます。何か外で運動したいなと思っていてバトミントンセットを買って、ぴょん子と練習、じゃす子はそばで落ち葉や木の実を拾っています。
ママは、じゃす子が2歳になってだんだんと手から離れてきたので、高級テニスラケットを商品入替処分品ということで7割引で手に入れて、紐が付いたテニスボールを打って戻ってくるやつを隣でやっています。
たー君の練習試合見に行っても、
「たー君出てるねー」
と言って、ママとぴょん子とバトミントンやりながら、観戦していました。
そんなことしてたら、いつの間にか試合が終わっていて、選手だけで丸くなってなにやら話し合いをしています。
BチームもAチームと同じようにショートパスをつなぐのを求められています。
なので反省会でもやっているんでしょうか。
じゃす子はその後ろまで行って
「兄にぃ。兄にぃ。お茶のみた~い」
とたー君の水筒で他の選手の子にお茶をもらってました。
そんなじゃす子を放っておけないので、ママがじゃす子を迎えに行きました。
その後、ママが戻ってくるとミーティング中のたー君について話してくれました。
「たー君みんなの前でたくさん話ししてたよ。」
試合後のミーティングで発言しているなんて加入後、半年経ってすっかり馴染んだなと感心していたら、
「なんかさ、ラグビーの話しを一生懸命してたよ!ノットリリースがなんとか。違うよノックオンは!とか。」
ママが続けて言います
「その後、スクラムの練習してたよ!どーしてそーなるわけ?サッカーやりにきてるんじゃないの?」
私は、
「ワンチームになるための練習じゃないの?!一体感ってやつ。」
ママは、そんな分けないないという顔をしていました。
たー君が家に帰ってきてからママの尋問が始まります。
「サッカーしに行ってどーしてスクラムしてるわけ?」
「おれがスクラムの負けないやり方を説明してたら、誰が強いかみたいな話しになって、勝負しようぜってなって、スクラムやったんだ。」
「ラグビー関係ないでしょ!どーしてサッカーと関係ない話をしてるの!!」
ママから雷がおちました。
しかし、その話を聞いてて私は確信しました。
たー君には味方から絶対にパスが出てくる!!
「パスもらえる」場所に顔を出すとか、オフザボールの動きとか、うんうん分かる、パスもらうにはそれ大事なんだろうね。
「パスが出てくる」には試合中のポジションどりじゃなくて、オフザピッチのポジション取りって結構大事。
たー君、なかなか良いオフザピッチの動きをしているみたい。