運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

4連休 試合観戦してガッカリ(1試合目)

 少し前ですが、4連休のたー君のサッカーのスケジュールは、

 

 1日目 試合

 2日目 練習

 3日目 オフ

 4日目 試合

 

 4連休1日目の試合は、ママも一緒に観戦に行きました。

 

 スクールに通い始めて身のこなしに成長を見せるたー君にママも期待していました。

 

 しかし、1日目の試合観戦では、たー君はBチームの中でもサイドバックで試合に出場する時間が長くはなりましたが、パスをもらおうとしません。パスを要求する声も出しません。

 なんとなくパスをもらっても無難に味方にパスをする。その後、サポートはしてもオーバーラップしていく雰囲気はありません。

 サイドバックですが、「マークにつけ」「プレスにいけ」といった守備の指示の声も出ません。

 おとなしくサッカーしていました。

 

 その様子を見てママが、「退屈」とこぼして、「やる気あるのかな~?」とガッカリ気味のご様子。

 試合観戦していた知り合いパパからは、「たー君は、やりたいことに迷いがあるね」と言われました。

 

 私は、「なんで声がでねーんだ」と、試合中に味方に主張も相談もしようとしないたー君の姿を見ていて、モヤモヤを通り越して、物足りなくて、落胆しました。

 相手チームが、味方を助ける声、鼓舞する声がよく出ていただけに余計にそう思いました。

 

 その日の夕飯、ママが何か言いたそうな雰囲気だったので、先に私が怒鳴り散らしました。

 

 「声も出さなくて、味方とコミュニケーションもとらない。声出すなんて、昨日初めてサッカーボール蹴った子でもできることだぞ」

 

 「ボール持っても全然怖さがないよ。相手DFの背後をねらいにいけよ」

 

 「ママが見ていて面白くなかったってよ」

 

 たー君は、ご飯を前にして、目に涙をいっぱいためていました。

 

 ママは、「試合たくさん出ていたから頑張って。けど、一生懸命やっているようで、もっとできると思うよ」と一言いいました。

 私は最後に、「明日の練習から声を出すようにしろ。Aチームも一緒に練習するんだろ。BチームだけじゃなくてAチーム相手でも声出して、要求していけよ。日本語通じるんだから明日からできることだぞ」

 そう言いました。たー君はまた目を真っ赤にしていました。

 

 4連休中には、また試合があります。私は観戦にいきましたが、さて、たー君は声を出してサッカーすることができるのでしょうか。

 また次回。