運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

自主練習がシンプルになってしまった

 2年生の冬から自主練習で止める・蹴る・運ぶのあらゆる基礎練習のメニューを地道に反復してやってきましたが、「ジュニアサッカーのストリートサッカー化」を具現化すると、現在の練習メニューはシンプルです。

 

〇ボールコーディネーション

  ドリ練を兼ねたボールフィーリングと、腕をフラフラ、体をクネクネさせるコーディネーショントレーニングを合わせてやっています。

 おでこにボールを乗せて、体をクネクネしながらボールコントロールする練習もこのひとつです。

  ※ボールコーディネーションは、思いつきで書いた言葉ですが、大阪の興国高校などで本物のトレーニングをやっているそうです。

〇壁当て

 壁にボールを蹴って止めて蹴るだけ。

〇(私と)1対1

 私と1対1。ひたすら。

ダッシュ(私も)

 素走り。親子で競争すると何本でもやる。パパは月曜、火曜の2日間種類の違う倦怠感に襲われるので要注意。

 

 

 この4つです。

 

 ボールコーディネーションは1人でできますが、私もやります。

 壁当ても私も一緒にやります。

 1対1は対人なので、お互いの練習になります。

  

 自主練習をする広場はとても広いので、親子で自主練習しているのが3組、4組います。だいたいパパと子供の組み合わせ。

 

 リフティングばかり1時間やり続けている親子。

 身振り手振りで一生懸命教えてても、子供は空の雲を見つめている親子。

 マーカーがとにかくたくさん置いてある親子。

 

 どの親子にも共通しているのが、子供は複雑な練習して、パパさんは腕組みして仁王立ちで、ああだ、こうだと言うか、見つめているだけ。

 できていることを確認できないと安心できないんだなと思います。

 私もしばらく前は同じだったので、気持ちが分かります。

 

 基礎技術は大事で、不規則な動きが連続するサッカーは、基礎技術を複雑なシチュエーションで使う方法を反復して身につけるのが合理的な上達法です。練習方法はネットに情報が溢れています。

 

 けど、最近一緒にボール蹴ったり、1対1の練習していて分かるのが、対人にしろ、生きたボールを扱うことが一番試合に近いなと思います。

 試合に近いから、サッカーが成立していて、自主練習がストイックでなくて、楽しいものになる。

 

 私達親子は、周りの親子から見れば、ワンちゃんがボールを転がして遊んでいるように見えることでしょう。

 けど、私も親子サッカーのためにトレーニングを開始して、40歳過ぎても最近体がキレてきたので、動ける親子練習にある種の優越感があります!

 

 サッカーで遊べる、楽しめる基礎技術を一通り身につけるために、たー君は止める蹴るの反復練習をコツコツやってきた。

 今は私との対人強度の中から相手をいなすアイデアが浮かぶための勘を養っているところです。

 

 アイデアも大事なのですが、最も大事なサッカーで起きる感情表現(Emotion=エモーション)を育てるには、私が今までやってきたたー君の自主練習をひっくり返さないといけないと考えて、自主練習の取り組み方を変えました。

 

 その結果が、

 

 答えを合わせにいかない

 遊びみたいに自由に

 サッカーだから1人でボールを蹴らない

 

 シンプルな自主練習だけど対人強度のある生きたサッカーで、ボールを奪う、ゴールを奪う部分へのエモーションをたー君が表します。

 手応えは感じていて、やればやるほど「ボディバランス・ボールコントロール・ブレイン」のサッカーの3Bが鍛えられる感覚があります。

 

ストリートサッカー化のために自主練習メニューをひっくり返す↓

footballhajimel.hatenablog.com