運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

スクールの効果(脳と動スクールの効果:サッカー編)

 最近、サッカーの練習や試合に行って帰ってくると、たー君はぐったりしています。

 「疲れた。もう動けない」と言います。

 確かに「疲れた」と言うのが納得するぐらい運動量が上がっています。

 脳と動スクールのドリブルクラスに通ってサッカーが変わったところは、ボールを持っていない時の動きです。

 

 ボールを持っていないほとんどの時間で自チームゴールを背にして動いています。

 相手陣内に向かって前に出ていく準備には効率的な体の向きです。相手チームの攻撃をはね返すにも効率的です。

 

 ボールの場所に合わせて、体の向きを変えても自チームゴールを背にした体勢を維持して、それに合わせたステップを使って、効率よく移動してポジショニング調整をしています。

 

 よい姿勢をキープしてピッチ内の攻守の変化をいくつも探して、次の展開を見つけようとしている様子を見ると、体よりも脳を絶えず回転させているように感じます。

 

 その姿を見ていると「面白そうにサッカーしているな」と思います。

 

 たー君が脳と動スクールに通い始めの頃、よくスクール後に言っていたのが、

「頭が混乱する」「頭が疲れた」「体も疲れた」。

 しかし、3回、4回と通っていると「練習面白い」でした。

 楽しいではなくて、面白い。

 

 ドリブルクラスなので、1対1の練習もします。その時に、コーチから、

 「1対1をしないようにドリブルしよう」

 と言われるわけです。1対1の練習だと言われて、1対1するなと言われれば、スクール生は混乱するでしょう。

 ドリブルして目指すのはゴールで、そのルートの途中に相手DFが邪魔しにくる。これは練習の基本条件でしかないのです。

 そして、コーチから与えられる条件がどんどん変えられる中で、頭を回転させて対応しながらゴールを目指すルートを学ぶことを目的にした1対1の練習がされていきます。

 

 脳と動スクールのトレーニングコンセプトにはサッカーとはかけ離れた要素が練習に組み込まれています。そのひとつが高齢者の認知症予防の脳と体の働きを刺激する運動だったりします。

 

 脳の動きから変えて、自由自在に体を動かす。

 そうやってサッカーしていると、体も疲れる、頭も疲れる。そりゃグッタリするよと思います。

 4ヶ月脳と動スクールに通って、頭の中と体の動きを結びつけて連動させてサッカーすること、状況の変化に頭を回転させて準備と対応するサッカーをすること、そんなサッカーが身についたなと思います。

 

 そんな脳と動スクールでやっていたリフティングの練習(というか頭の体操?)を次回の記事で書きます。