運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

明暗を分けた子ども2人のダブルブッキングの日

 前回の記事に書いた通り、同日同時間帯にたー君の県大会の試合と、ぴょん子のピアノの発表会がありました。

 ↓前回の記事

footballhajimel.hatenablog.com

 

 私もママもぴょん子の発表会に行って、たー君の試合は観戦に行っていません。

 

 結果から書くと、たー君が所属するジョカトレFCBチームはクリエイティブ集団FCにコテンパンにされました。

 負け方がどうだったのか、プレーの質にどれだけ差があったのか、観戦していないから分かりません。

 コーチのマッチレポートでは、「戦前からクリエイティブ集団FCは格上ということが分かっていて、その相手にどれだけ我慢できるのか、集中力を維持できるのかがポイントだったけども、その部分の力がまだまだでした。」ということが書かれていました。

 Bチームの子達も止める蹴る運ぶの技術があります。

 しかし、試合への集中力、対戦相手への集中力、疲労が増す中での集中力の点でAチームの選手達との大きな差があるのだと思います。

 大負けして帰ってきたたー君は打ちのめされたのかしょぼくれて寝ころんでばかりでした。

 

 ぴょん子は発表会で素晴らしい演奏を披露してくれました。

 

 課題曲を先生から言い渡された時は、「はっきり言って挑戦曲だけど、がんばろう!!」と言われ、ピアノ経験者のママは「始めて半年でこの曲弾くの難易度高いよ」と言っていましたが、やり遂げました。

 ぴょん子は、「手に汗をいっぱいかいたー」と言って、今まで経験したことがない緊張感に襲われたと言っていました。それでもやり遂げる大した精神力だなとママと感心しました。

 

 それでも、同じ小1でコンクールに3回も4回も出ている子と比べると、演奏の所作や、曲の難易度、聞こえてくる音に大きな差がありましたが、4月から始めて今できることと、ピアノレッスン、家で練習して身につけた力を100%出し切った演奏でした。

  

 ぴょん子だけでなくて、幼稚園児から高校生までたくさんの演奏者が集中した演奏を見せていて、ピアニストとしての実績のある先生方の演奏は圧巻で、芸術的価値に触れることができて感動を覚えたピアノ発表会でした。

 

 その日の夜の我が家の様子は、試合に負けてうなだれているたー君と、発表会が終わり達成感と解放感に満ち溢れているぴょん子、ピアノの発表会の充実感に浸っているママと私。

 明暗がはっきり分かれていました。

 そして、たー君の暗の方が数日後にさらに悪化する事態となります。

 

 それは、また次回。