ママはこの1年間スポーツする中学生の勉強とスポーツの両立についてたくさん相談を受けてきました。
春:小6ママから ジュニアユースの活動の実状と勉強時間について
夏:小6ママから ジュニアユースのチーム選択について
秋:小6ママから 中学の定期試験の結果、学校の成績について
一貫してどこの家のママも中学に入ってからサッカーと勉強についていけるかを情報収集しているようでした。
冬となった現在、相談してくる人が小6ママから中1ママ、中2ママに変わりました。
その内容は、大体、
「たー君はサッカーと勉強と両立できている?」というのが相談の入りで、その次に
「クラブチーム辞めさせようか悩んでいる」という話になるそうです。
実際、年明けから1ヶ月でたー君は学校の友達で街クラブ辞めた子が2人、ママは中2の子を持つママ友から街クラブ辞めたという話を2人聞いたそうです。
さらにママは複数人から「勉強のこと考えて街クラブ辞めさせるか悩んでいる」と相談を受けています。
私はこれを、ジュニアユース14歳の壁問題と名づけました。
ママが聞いてくる話は、親固有の悩みで大体、
街クラブ辞めて塾に行かせる。
サッカーやるなら部活。
けど、部活は街クラブに比べると活動量が激減で子供は関心なし。
たー君は子供の方の言い分を聞いてきて、
Aチームで試合に出れない。
(セレクション有で入ったのに)試合でほとんど勝てない。
チームの活動場所が遠方で練習行くのが億劫になった。
とかあるそうです。
ちなみに14歳の壁に悩むママと子供は近くの中学か、たー君と同じ中学なので、私は、
「みんなたー君と同じチームでサッカーすればいいじゃん。」
「勧誘だ!」
と言いました。
そうすると、たー君が、
「誘ったけど、サッカーやらないと言うんだ」と言いました。
卓球とかソフトテニスをやると言うんだそうです。たー君と同じ陸上部に入ればいいと言うと、それもないということでした。
親子でセレクションに通い情熱を持てた小6の時と、中1になって親離れを示し始めるとそんなことは無かったような態度に変わったりもします。
心の急変、自我の急成長も予測して小6の時に街クラブ選びをすることがジュニアユース世代で卒業までサッカーを続けるための要素かもしれません。
生活も変わりいろいろな理由でサッカーへの熱が突然冷めることがあります。「サッカーはもういいかな」という気持ちが生まれるのも14歳の壁なのでしょう。
中学入学目前にしている小6ママ友から、ママが最近多く受ける相談が、
「たー君のチームのU 13で辞めた子はいないのか?」です。
あいにく、強くも弱くもないたー君達U 13はひとりも辞めていません。セレクトされて他の街クラブに行ける子もいましたが、ジュニアから残ったのはよっぽど居心地がいいのかなと思います。
小6ママ友のお子さんは、進む街クラブは決まっているが、例年U 13のうちに数人辞めるとネガティブ情報を聞くそうです。
ママは苦笑気味に、「成績ひどい子何人もいると聞くけど、だれも辞めないみたい」
と答えているそうです。