運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

スクールの効果(1ヶ月)

 サッカーの練習を考える時によく出てくるのが、オープンスキルとクローズドスキルに分けられます。

 

 たー君が試合で活躍することに直結して効果があるのはオープンスキルを身につけるスクールだと思います。

 

 一方で、コーンドリブル、あらゆるフェイント、あらゆるボールタッチの反復はクローズドスキルと言われていて、時間かけて練習している割に試合でドリブル全然しない我が子なんて状態になるのはクローズドスキルの習得に偏ってることが原因なんて言われます。

 

 オープンスキルは不規則なことに対応する練習で、クローズドスキルは規則正しい技術を身につける練習と私は解釈していて、オープンスキルの上達が試合での活躍には相性が良いと考えます。

 

 たー君が通っているスクールはコーディネーション、ラダー、ステップ、ドリブルが大まかな練習内容です。

 1人でステップやドリブルの練習に費やす時間が多いです。なので、クローズドスキルのスクールだと思います。

 しかし、メニューのバリエーションがとにかく多いです。

 メニューが予測不能で求められる動きも複雑です。体より脳が刺激される練習をしています。

 色、距離、リズムの変化に都度、頭が理解して動くことを求められますが、手と足の動きがバラバラ、上半身と下半身の動きがバラバラ。これを少しずつ馴染ませて短時間で対応する練習メニューです。

 予測不能なクローズドスキルのスクールです。

 クローズドスキルだから、試合の活躍に直結しないだろうなぁとも思うし、そもそもサッカーが上手くなるのかも疑問です。

 ただし、運動するための脳から出る指令の引き出しが増えるだろうなと思います。

 我が家は冬にスキーに行きますが、斜面の変化に柔らかく対応できるようになりそうだし、スキーからスノボーに変更して、エッジワークが根本的に変わっても、馴染むのが早くなるかもという期待を持てます。

 サッカーの上達に直結しているかどうかは疑問ですが、脳の反応と体の使い方という点ではスポーツ全般に効果的だなと思います。

 

 足元の技術は向上が見られていませんが、プレーの姿勢がよくなったことと、どれだけ教えてもできなかった変化に合わせた体の向きとボールの持ち方の変え方が少しずつ形になり始めました。

 

 さらに良い方向に変化していくか、もう少し様子を見守りたいと思います。