運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

理想の環境

 育成と位置付けられる少年サッカーで上達する方法のひとつとして、「毎日ボールを触る」というのが一般的な考え方ではないでしょうか。

 極端に言えば週7日サッカーの練習に取り組めば、どんどん上達していく理想の環境が整うという意味でもあると思います。

 

 さて、たー君は最近、週6日サッカーに取り組んでいます。

 チームの活動が土・日と平日で週4日、スクールが1日。

 そして、あと1日は、同じ小学校から同じチームに通う友達と近くの広場で自由にボールを蹴る日を作ったそうです。

 

 他には、週4日あるチームの活動日には、平日練習前に同じ小学校の友達と1時間前から近くの広場でボールを蹴って、時間になったら練習会場に行っています。

 土、日は練習や試合の集合時間の1時間前には到着してチームの仲良し達と事前練習をしています。

 

 チームの仲間と自発的に始めた練習です。

 どんな練習をやっているのかは見当もつきません。何の目的もなしに、思いのままにボール蹴ったり、追いかけっこしているだけだろうなと思います。

 

 たー君には成長のために取り組むべき課題があります。

 せっかくボール蹴って練習できる時間が余分にあるのなら、大人が関与してその時間を有意義なものにさせよう。

 

 「ボールを蹴る時間があるなら、取り組むべきこのメニューの通りに練習しなさい。時間を有意義に使いなさい」

 

 そんな発想は全く湧かないです。

 

 大人に干渉されない、目的を与えられない自由な時間。

 サッカーボールを介して自由に仲間とたわむれる時間に介入はできません。

 「みんなで何してるの?」すら聞きません。

 聞くだけ野暮というやつです。

 

 サッカーの自由を育てる時間を自分たちで作り出したことに嬉しくなりました。

 

 

 サッカー少年達が手にした理想の環境に大人が入り込んで奪うようなことなんてできるわけないですよね。