運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

ゴールデンエイジに詰め込まなかった結果

 たー君と土、日にリフティングの自主練習をやっています。

 インステップ、インサイド、ヘディングの3種類です。

 

 回数を更新していこうというのは目的にしていなくて、タッチの感覚を豊富にして、ボールの次の動きを柔らかいタッチでコントロールできるようになろうが目的です。

 

 4月から開始して、GW 前にふと、

 「ボール触れば触った分だけ上手くなってる」と感じました。

 土曜より日曜、先週より今週の方がより良くなっているというのが目に見えて分かるようになりました。

 

 そして、これが試合に還元できています。試合でボールの奪い合いでコントロールできているシチュエーションが増えてきました。

 たー君自身も上達を感じているし、ママが一番驚いています。

 止める蹴る運ぶはジュニアの時からほどほどにできていましたが、5分5分局面での相手とのボールコントロールの主導権の握り合いは圧倒的に負けていました。

 現在は主導権の握り合いでしっかり勝負ができています。

 相手と自分とボールがどっちに転ぶか分からない状況で利き足でも逆足でも、ボールの次の動きに対応して、少ないタッチで主導権を引き寄せようというコントロールができています。

 主導権を握れればたー君のところからチャンスの起点ができるし、主導権争いの引き分けが多くなったので大きなピンチにはならなくなりました。負けは極端に少なくなったので、試合中の役割を果たす安定感が増しています。

 

 こんな成長曲線もあるんだなと思いました。

 ゴールデンエイジには全く興味がなくて、今しかないと意気込んで、いろいろな身体操作とかこだわりのある技術練習とかの詰め込みを意識したことはありませんでした。

 

 どうして突然伸び始めたのかは分かりません。

 自主練の一環でテニス、バレーのトスの仕合、キャッチボール、サッカーボールでバスケのフリースロー対決もやったりする中で、遊ぶ球技への理解力が格段に上がってる感じは受けます。

 

 中学ゴールデンエイジの機会を逃さずにサッカーのための身体操作、あらゆる技術を詰め込もうとは考えません。

 サッカーだけ1種目を詰め込んでも可能性は限定的な気がします。

 球技の楽しさ、面白さの理解の広がりを狭めてしまうと思うからです。

 

 サッカーに特化しないで、手と足でボールで遊びながら、球技の感覚を上げていきたいと思います。