Jチームのグラウンドに練習試合でお呼ばれしました。
私たちのホームJ 1クラブのグラウンドではなくて、車に乗って40分くらいで着くビッグスタジアムのあるアウェーJ 1クラブのグラウンドです。
最初はそのビッグスタジアムで練習試合できるのかと思いましたが、そんなわけはなくて、スタジアムのすぐ隣のJ ジュニアユースが練習したり、試合したりするグラウンドでした。
「敵地に乗り込むぞ」と、さすがに私もテンション上がって、ママと娘2人も連れてみんなで観戦に行きました。
たー君の応援というよりも、J チームの環境を物見遊山という気持ちでしたね。
観戦と言っても、当然金網フェンスの外側で見るものだと思ったので、キャンプで使うコット(簡易ベッドにも簡易ベンチにもなる)でフェンスの外側から見ようと準備して行きました。
J チームのグラウンドに着くと、天気が良くてとにかく暑い!
暑すぎるので、ママと娘達は日影で待たせて、私は帽子を車に取りに行って汗だくで戻ってくるとママ達がいない・・・
オロオロしているとママから電話がかかってきて、
「グラウンドの中に通してもらえたよ。おいでー」
グラウンドの中に入ると、屋根付きで日影になっている観戦スタンド有り、木陰が広がる管理が行き届いたきれいな天然芝ゾーン有り。
ママ達は、天然芝に座って冷たい物を涼しげに飲んでいました。
木陰でそよ風が吹いて汗がひいて気持ちいいです。
「パパが車に行った後すぐにスタジアムの人が来て、こちらにどうぞーって、お招きされたよ 」
娘達は、キャンプ場みたいで楽しい!と天然芝の上ではしゃぎまわっています。
試合前にこっそりピッチの芝を触ってみると、短く揃って刈り込まれてて最高の感触。
試合が始まると、娘のぴょんこが、
「アオアシと同じところみたいだね」
と言いました。
アニメで見るフェンスの中の芝ピッチでサッカーをしている場面を思い返したようです。そのまんまの環境でもあるからね。
肝心のサッカーの方は、ジョカトレFC はよくやっていたなと思います。
気負うことなく楽しんでいるように見える「自分達らしさ」がよく出たサッカーをしていました。
30分を4、5本やって、相手チームもテストもいろいろしていたようだったので、選手のマッチアップの妙、戦術の妙で、ジョカトレFC が勝ったまま終わるセットもありました。
たー君も、このレベルのスピード感、判断の速さに対応できていて、守備もボールの扱いも良いところがよく出ていました。
良いところが出ないと対応できないレベル感というのもありますが。
木陰が広がる天然芝で、ママは仲の良いママ保護者と午後のお茶会とおしゃべりを楽しみ、娘達はピクニック気分、私はコットを広げて寝そべりながら観戦と昼寝。
休日の昼下がりの牧歌的な風景でした。
普通の街クラブのうっそうとしたグラウンドで過ごす週末の殺伐とした空気感がJ 1クラブにはないのか?
ママが、「ここだったら毎週サッカー見に来たい」と言っていました。
ビッグスタジアムには入れなかったのが心残りでしたが、たー君はビッグスタジアムの中のアップゾーンでアップをして、クラブハウスも使ったそうです。
たー君は「ほんと、高級だったよ」と言っていました。
いつもは土か泥かコンクリートの上でサッカーの用意をしているからそう思うよな。
アウェーJ1クラブの拠点へ乗り込む気持ちで行きましたが、お客様扱いで居心地良く観戦させてもらいました。好きになってしまいそうです。
ホームJクラブも育成環境の評価が高いですが、金持ってるとこは違うなと思いました。
敵地で練習試合を観戦したというよりも、アウェーJクラブに営業された感が残りました。