運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

駅伝大会後の変化

 駅伝大会が終わって、私とママと娘は家に帰ってきました。

 駅伝ハイで興奮冷めやらぬです。

 

 たー君が走った区間以降からゴールまでの様子が気になるので、ツイッターで駅伝大会名を検索しました。すると、中学校のローカル駅伝大会なのに、検索結果がたくさん出てきます。ツイートも更新されていきます。

 それを読んで多かったのが、「身内でもない子なのに、走っているの見ててなんだか泣けた」でした。その気持ち分かる。

 

 そんなことしていると、ママのラインがピコンピコン鳴り続けています。

 ママ友たちから

 「たー君が走るからって子供に誘われて見に行ったよ」

 「感動した」

 「泣けた」

 というメッセージや、

 子供が他の中学校に進んだママ友からも、

「自分の子の中学の陸上部の応援で見に行ったら、たー君が走ってて鳥肌たったよ」

 というメッセージやら、写メ、動画も来ました。

 ありがたや。

 

 本当にたくさんの拍手と「ガンバレー」「いいぞー」と温かい声援をたくさんもらえたし、私自身もランナー全員に声援を送った。

 とても清々しい気持ちになったし、育成の子達のスポーツ観戦では当然の光景だよねと感じました。

 

 ジュニアサッカーで保護者グループからヤジ、暴言、指示、「やる気あんのか!」「もっと走れ」「なんで?そこでパス?(ほかにもドリ?シュート?)?」とか、やる気あるに決まっているし、走ってるし、子供が判断してプレーしたことに反論する。

 試合が終わった後に反省会(反省は子供自身がするもの。親が失敗を指摘して助言のつもりが子供の挑戦への反論と一緒)。

 サッカーの育成で起きていることって、子供のサッカーの喜びを潰しているようなもんだよなと思いました。私自身も過去を振り返って反省する点あり。

 

 夕方にはたー君が帰ってきて、ママから取材攻勢を受けました。

 ママ「どうだった?」

たー君「べつにどうって、ふつう。」

 ママ「緊張した?」

 たー君「まあ。タスキを受取る時。中継所に人がいっぱいで、注目されてて、やっぱ緊張した」

 ママ「たくさん応援に来てたんだって。知ってる人いた?」

 たー君「友達とか見てたの分かった。応援多いなーと思いながら走った」

 ママ「速く走れたの?」

 たー君「11分30秒。いつもどおり」

 私「いつもどおりだったら良かったじゃんか」

 その後、たー君が、

 「タイム速くしたい。速くなりたい」

 と言って、「どうしたら速くなるか、ちょっと自分で考えてみる」と言いました。

 

 成長を感じました。

 私は「そうだな」とだけ言いました。

 

 そして、たー君がひとまず始めたことは、電車で行っていたサッカーの練習会場に土、日は自転車で行くことです。

 自転車で片道7キロ。練習を2時間~3時間やって自転車乗って帰ってきます。

 自転車で往復14キロ、サッカーの練習付きを週に1回か2回。

 これやって、3000mのタイムがどれだけ速くなるかは知りませんが、本人がやるといったことなので続けたらいいと思います。

 脚力鍛えられそうだなとは思いましたが、筋肉ついて身長伸ばすための弊害になったら嫌だなとも少し心配。

 とりあえず、時間に余裕をもって安全運転で行ってねと言って送り出しています。