運動神経中の下の子が少年サッカーするってよ。

小2からサッカーを始めた運動神経イマイチなたー君(中1)の、ジュニアユースでの自然体なフットボールライフのブログ。

久々に試合観戦をして目にした答え

 たー君はU13になって春からたくさんの試合を消化しています。

 U13育成リーグ、U13県リーグ、県外のカップ戦など。

 育成リーグは近場のチームと試合をして、県リーグは県内のあっちこっちに行って試合をしています。

 

 このブログで試合結果の記事もいくつか書いていますが、試合直後に記事を書いているわけではないので、9月頃の試合だったりします。

 

 最近、2ヵ月ぶりくらいにママと試合観戦に行きました。

 U13の県リーグと並ぶカップ戦です。

 まともに観戦していない2ヶ月の間で、たー君のチームは主に県リーグを消化して、攻められまくって引き分けだったり、完敗だったり、勝てたり勝てなかったりと、いろいろな試合経験を積んできました。

 

 そして、今回のカップ戦は同じブロックの近場のチームと対戦しましたが、随分とチームの印象が変わっていました。

 

 たー君のチームのスタメンはジュニアの時にA チームの子が7人、B チームだったのがたー君含めて3人、新戦力が1人(ノンセレなので好きで入ってきた)というのが大体の構成です。

 

 春の頃は、ジュニアの時にAチームだった選手とBチームだった選手の意思疎通が分断されている感じ。

 夏の頃は、選手個々が役割を理解してチームとして動き始めたけど、まとまってない感じ。

 今回は、選手同士がコーチングしたり会話をして情報共有しようとしているのが見ていてよく分かりました。

 

 キックオフの時に、ポジションにつくと、キーパーがたー君達3バックにコーチングをして、リラックスしながらも4人で目を合わせて何か話しながら、確認していました。

 ハーフタイムが終わった後、後半キックオフ前には、キーパーと2人のセンターバック3人が話しをして、たー君はボランチに話かけられて、お互い笑いながらも何か確認をしていました。

 キーパー中心に自発的に会話しているように見えます。

 その様子を見てママが、

 「なんだか仲良くなったねー」と言いました。

 私は、キーパーがパントキックゴールキックの時に3バックがひとつのユニットになって会話とジェスチャーで意志疎通しながらハーフラインまで上がって行ったのを見た時に、「今日は点取られる気がしないな」と思いました。

 春も夏も3バックが個々で点でラインを上げていて、まとまりがないなと感じてましたが、ブロックになって堅く守れる安定感が見えます。やっぱり仲良くなったということかな。

 

 ジュニアの頃からこのチームを見ているので指導方針もよく分かっています。

 練習はそれっぽいことをやっているらしいですが、試合を見ていると育成方針はほったらかし主義です。型にはめるようなところは見たことがありません。

 コーチは「個々が持っている力を好きなように出して勝負する。1対1で負けんな。それは存分にやったらいいけど、それで君たちはどんなサッカーがしたいの?」という感じです。

 

 観戦した試合無失点でした。後半は相手攻撃陣の基点をつぶして何もさせないぐらいの堅い守備を見せました。

 チームは県リーグでも失点が少ないですが、いろんなチームと試合をして相当痛い目に合ってきたんだなと思いました。

 そういった経験を通して、キーパー含めたディフェンス陣で守り方の答えを出して、今の守備を構築したんだなと試合を見ていて感じました。